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15-1 地震が起きたら
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(1) 家にいるときは…
まず落ち着いて身の安全を確保し、座布団などが身近にあれば頭部を保護して、揺れがおさまれば火の始末をしましょう。 万が一出火したら、落ち着いて消火器などで火が小さいうちに消し止めましょう。
- わが身の安全を図る
家具などは、倒れないように固定しておきましょう。
- グラッときたら火の始末
コンセントやガスの元栓の処置をしましょう。
電気のブレーカーを落としましょう。
- あわてて外へ飛び出さない。
- 戸を開けて非常の際の出口を確保しましょう。
- ガラスの破片に注意しましょう。
停電時に備えて身近に懐中電灯やスリッパを用意しておきましょう。
- 歩いて避難しましょう。
(2) 外を歩いていたら
落下・倒壊物に注意しましょう。ブロック塀、石垣、崖や川べりは避け、広い道を歩きましょう。ビル街や商店街では、落ちてくるガラス片などが危険です。近くにビルの入口があれば、建物の中に逃げましょう。入口が遠ければ、その場を離れてようすをみることが必要です。
(3) 地下街にいたら…
あわてずに、壁や柱に身を寄せましょう。地下街は地震に強いのでまず安心ですが、停電や火事になると大混乱が起きやすくなります。係員の指示に従って壁づたいに歩きましょう。必ず出口に行き着きます。
(4) デパート、映画館にいたら…
あわてて出口に向かわずに、責任者の指示に従って行動しましょう。
(5) 電車・バスに乗っていたら…
急停車に注意しましょう。あわてて非常口を開けたりして飛び出すのはかえって危険です。パニックにならないよう、冷静に乗務員の指示に従いましょう。
(6) エレベーターに乗っていたら…
行き先階表示ボタンを全部押し、最寄りの階で降りましょう。万が一のときは、中にある電話を使って連絡をとり、救出を待ちましょう。とにかく落ち着くことが大切です。
(7) 普段の対策
- 防災訓練に誘い合って積極的に参加し、知識や技術を身に付けておきましょう。
- 地震のとき家族があわてずに行動できるよう、ふだんから非常持ち出し袋の置き場所や避難場所、避難通路はどこか話し合っておきましょう。
- 柱、土台や屋根瓦などを点検し、老朽化しているものは補強しておきましょう。
- ブロック塀や石塀などに転倒防止の補強をしましょう。
- 家具などの転倒・落下防止のため留め金で補強をしましょう。
- 消火器を備えておきましょう。
- 非常持ち出し品の準備や食糧、飲料水の備蓄をしましょう。
(8) 市(町)の災害対策活動
市(町)では、大規模な災害が予測されるときや、災害が発生したときには、災害対策本部を設置します。災害対策本部は、市長(町長)を本部長として、市(町)職員や消防団員等で組織されており、市民の生命や財産を守り、安全を確保するための応急対策活動に従事します。
【問い合わせ】
- 富士見市危機管理課:tel.049-251-2711
- ふじみ野市危機管理防災課防災係:tel.049-262-9017
- 三芳町自治安心課防災・交通安全担当:tel.049-258-0019
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15-2 台風
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気象庁のホームページなどで台風の進路や気象情報を確認することができます。「ハザードマップ」という自然災害による被害を予測して地図化したものがあり、市役所または町役場のホームページで閲覧することが出来ます。日ごろから自分の住んでいる場所は自然災害が起きやすい場所かどうか調べておきましょう。
最近は短期間に集中して大雨が降る「ゲリラ豪雨」がたくさん起きています。大雨が降りそうなときは、身を守るためにも天気予報やホームページなどの情報を確認し、身を守る行動を心がけましょう。
【問い合わせ】
- 富士見市危機管理課:tel.049-251-2711
- ふじみ野市危機管理防災課防災係:tel.049-262-9017
- 三芳町自治安心課防災・交通安全担当:tel.049-258-0019
【防災情報ホームページ】
【ハザードマップ】
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15-3 災害時の外国語放送
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災害が発生したとき、被災・救援情報が英語で放送されます。
(1) ラジオ
インターFM76.1MHZ、NHK第2放送693KHZ
(2) テレビ
NHK総合テレビ第1チャンネル(副音声)、NHK衛星放送第1・2チャンネル(副音声)
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15-4 火災・救急
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(1) 火災・救急は119番(無料)
火災が発生したら大声で周囲に助けを求めましょう。大きな火災も最初は小さな火です。住宅火災の場合、火が天井に届く前なら消火器で消すことができます。しかし、危険を感じるような場合は無理をしないで避難してください。煙の中では姿勢を低くして逃げましょう。
(2) 消火器
消火器には粉末消火器、強化液消火器、泡消火器などの種類があります。種類によって使用方法や使用期間が違います。正しい使い方を知っておくとともに定期的に点検をしましょう。
(3) 緊急時連絡システム
けがや急病、火災のときに、消防署にすぐに連絡できる機器を貸し出します。対象は、高齢者または障がい者のみの世帯で、持病のある方です。詳細については、お問合せください。
【問い合わせ】
- 富士見市高齢者福祉課:tel.049-252-7108(直通)
- ふじみ野市高齢福祉課地域支援係:tel.049-262-9038
- 三芳町役場福祉課:tel.049-258-0019(内線176)
(4)NET119緊急通報システム
入間東部地区事務組合では、電話による音声での119番通報が困難な方を対象とした「NET119緊急通報システム」を運用しています。
スマートフォンや携帯電話のウェブ(インターネット)機能を使用し、簡単な画面操作で119番通報を行うシステムになっています。利用には利用登録申請が必要です。
【問い合わせ】
入間東部地区事務組合消防本部 指揮統制課
- メール:sirei-01@irumatohbu119.jp
- FAX:049-262-2633
(5)メール・FAX110番
埼玉県警察では聴覚に障がいがある方、または言葉が話せない方が、事件や事故にあったとき、警察への緊急通報に利用する「メール110番」や「FAX110番」を開設しています。
メール110番の通報方法は、専用ホームページに接続し、文字対話方式(チャット)により通報するシステムです。
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15-5 救急車
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急病や大けがなど緊急を要する場合は、119番に電話をかけて救急車を呼びます。救急車の利用は無料ですが、救急車両ですので軽いけが程度なら救急車は利用せず、マイカーやタクシーを利用しましょう。
(1) 救急車を呼ぶときは、次のことを伝えます
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急病が発生した場所
- 通報者の氏名・電話番号
- 近くの目標物
- 急病者・負傷者の容体
(2) 119番のかけ方
通報の際には、火災、救急の種別と住所や場所を落ちついてはっきりと話しましょう。
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火事です=Kaji desu
- 救急です=Kyukyu desu
- 救急車をお願いします=Kyukyusha wo onegai shimasu
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15-6 弾道ミサイルが飛来する可能性のある場合の対応について
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ミサイルが日本に落下する可能性がある場合は、Jアラートにより、防災行政無線から特別なサイレン音とともに緊急放送(日本語)を流します。また緊急速報メール(エリアメール)が対象エリアの携帯電話に送信されます。
緊急情報が流れた場合、直ちに以下の行動をとってください。
屋外にいる場合
- 近くの建物(できればコンクリート造り等頑丈な建物)の中に避難する。
- 近くに適当な建物がない場合は、物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守る。
屋内にいる場合
- できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋に移動する。
外国語版国民保護ポータルサイト(英語)
https://www.kokuminhogo.go.jp/en/pc-index_e.html
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